エンジンがほしい、 ロケットエンジンがほしい！ それをわたしにつないでほしい コンセントからでもなんでもいいから エネルギーを食べさせてほしい！ そしてもしも 外出中に燃料が切れてきたのなら、 いつでも充電できるモバイル人間充電器が欲しい！ 人間…

未来的なアミューズメントパークの 30階でわたしは 人間じゃなくなった とうとう やつらに捕まってしまった 人間バケモノ化計画、 そういう計画が 世界で巻き起こってるのを まだ誰もしらない 誰もしらないけど 私は知ってしまった 腕をつかまれて さきほど…

静かな時を過ごしたい 何も書かれてない本を読むみたいな ペンも紙もいらない テレビも音楽も今は 何も鳴らなくていい ただ核心に触れる感覚で 満たされたい とても楽しいような 幸せのような お祭りのあとみたいな 余韻だけが響いて それが暗号みたいで い…

海の上のそらはでかいなー わたしたちが 自分でそらを切り取って眺めてるみたいに もし じぶんのことを切り取っていたとしたら 今知ってる自分なんて たいしたことないんだろう でも あんなにおおきな海でさえも 空を切り取ってしまうんだなぁ 果てのない空…

おいおい、おめぇ 何撮ってんだよ、 俺に許可なくカメラを向けるなんざ いい度胸の持ち主だなぁおめぇよ あ？ 俺のなまえ？ バカ言ってんじゃねぇよ 俺に名前なんざないんだよ！ 俺は俺、 それ以外の何物でもないんじゃ！ にんげんってぇのはすぐに 名前をつ…

たとえば だれも見てないところで 隠れてやったこと、思ったこと、 それは本当に誰も見ていないのかな？ 見ていないはずがないよね だって実際見てるんだもん 自分が。 そして記憶してる イデンシに。 私がたったいま見たもの感じたこと そのすべてがDNAに刻…

地球はよろこんでほしいんだろうな。 たったいま、そんな気がした。 ただ笑顔が見たくて 幸せを感じてほしくて それ以外なにも求めないから 愛をそそぐんだろう でも幸せの気持ちが生まれるには 幸せじゃない気持ちが必要で 乗り越えた先にほんものがあるの…